マイタのブログ

田舎酒屋の日常日記です。

再放送の連続テレビ小説を観て… の巻

再放送されているNHKの「マッサン」。主人公の実家が日本酒蔵ということもあり 今日も昼食を食べ食べ観るともなしに観ていましたら、日本で初めて本場に負けないウイスキーをつくろうと奮闘する主人公が まがい物のウイスキーに腹を立てるシーンがありました。わかるわーその気持ち。

日本のウイスキーは昭和初期からありましたが、当時の日本ウイスキーはアルコールに香料と着色料を入れ、見た目だけそれっぽくした「ウイスキー風飲料」だったそうです。サントリーやニッカが本格的な品質のものをつくったことで日本のウイスキーの水準は向上しましたが、ほどなくして戦争が勃発… 原料不足などにより戦後しばらくの間 本格ウイスキーはつくれなくなり、醸造アルコールやスピリッツを主体に砂糖や香料を入れ、そこにわずかなウイスキー原酒を足してつくった調合ウイスキーの時代が続いたと言います。

戦後のウイスキーの「原酒率」(本格的なモルト原酒やグレーン原酒の使用割合)は極めて低く、1949年の酒税法改正では、ウイスキーを「1級(原酒混和率30%以上)」「2級(5%以上)」「3級(それ以外)」に分類し、3級ウイスキーは原酒率が極めて低い、あるいはゼロでも認められるという状況でした。

 

  • 1949年:1級(原酒混和率30%以上)、2級(5%以上)、3級(それ以外)
  • 1962年:特級(20%以上)、1級(10%以上)、2級(その他)
  • 1968年:特級(23%以上)、1級(13%以上)、2級(その他)
  • 1978年:特級(27%以上)、1級(17%以上)、2級(その他)
  • 1989年:級別制度廃止、酒類の表示基準制度創設

ちなみに 現在世界的に評価が高くなったジャパニーズウイスキーにつきまして。

「ジャパニーズウイスキー」の定義*は、日本国内で製造・熟成・瓶詰めされ、原材料は麦芽や穀類・国内の天然水のみ。糖化・発酵・蒸留を日本国内の蒸留所で実施し、国内で3年以上熟成させること。アルコール度数は40度以上、輸入原酒の使用不可、消費者誤認を招く表示の禁止など。

*(これは酒税法上の定義ではなく、日本洋酒酒造組合の自主基準です)

 

ということになっております。


日本酒もワインも例外ではありませんが 幾多の困難を乗り越えてきたんですね、日本のウイスキーは。それを知ってからマッサンを観ると面白さが倍増するかもしれません。

そういう話しは「マッサン」が始まる前に言えよって?

こりゃまた失礼いたしました。 ソリャソウダ…(;^ω^)

余談ですが 私はウイスキーの香りが好きなんですけどね・・・蒸留酒が合わない体質なのであります。

 


それでは本日も体に合うもので乾杯!(^o^)丿